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家づくり

中古戸建ての購入と新築の建築、どっちがいいの?失敗しないマイホーム購入の選択

2024.04.27

今住んでいる家が手狭になってきたり家族が増えたりと、マイホームの購入を考え始めるきっかけは人それぞれ。ただ誰にでも共通しているのは、住宅の購入は人生の大きな転機といえるイベントであるということです。

住宅の購入を考え始めた時、最初の選択肢として「中古の戸建てを購入してリフォームするか新築を建てるか」というものがあります。本記事では、中古戸建て住宅と新築住宅(注文住宅)のメリットやデメリットを解説します。これからのマイホーム購入の参考にしてみてください。

中古戸建てのメリット・デメリットを知る

近年は空き家が増えているということもあり、中古戸建ての販売戸数も増えてきました。築年数によっては購入後そのまま住むことも可能ですし、購入者のライフスタイルや好みに合わせリフォームやリノベーションをすることも多いです。この章では、中古戸建ての魅力と注意すべき点を解説します。

 

中古戸建てのメリット

①新築と比べ、費用を抑えられる

中古住宅は新築の住宅を建てるよりも費用を抑えることができます。住居費を抑えることでローンの返済も無理なくでき、将来やってくるライフイベントなどに予算を回すことができるでしょう。

 

②現物を見て購入できる

新築(注文住宅)の場合は間取りや設備を決定してから家が建つため、完成まで現物を見ることができません。中古住宅は既に建っている物件であるため細かい箇所まで確認することができ、より住んだ時のイメージを想像しやすくなるでしょう。

 

③リフォームやリノベーションも可能

築年数によっては購入した中古住宅にそのまま住むことも可能ですが、各家庭のライフスタイルや好みに合わせリフォームやリノベーションをすることも多いです。最新の設備に変更したり間取りを変更したりと、元の住宅よりも価値を上げることができます。

中古住宅のデメリット

①修繕費やメンテナンス費用が新築よりもかかる

中古住宅は、築年数によって劣化が進んでいるため、その分修繕やメンテナンスの回数が多くなり新築よりも修繕費用が多くかかることが多いです。

 

②耐震性が低い可能性がある

度重なる大地震を教訓に、耐震基準を定める建築基準法は改正されています。築年数が古い場合は現在施行されている新耐震基準を満たしていない可能性があり、不安を抱えながら暮らすようになるかもしれません。また、追加の耐震工事を行う場合はその分の費用がプラスされますので、費用の節約を考えている方は注意しなければなりません。

 

③住宅ローン控除の控除期間が短くなる

住宅ローンを借り入れる場合、新築の場合は13年間の住宅ローン控除を受けることができますが、中古住宅の場合は10年間の控除となり、新築よりも控除期間が短くなります。(2025年入居の場合)なお、控除率はいずれも0.7%となります。

シミュレーションした場合、新築で長期優良住宅の場合は最大控除額が455万円になるのに対し、長期優良住宅などでない「その他の住宅」に当てはまる中古住宅の場合は最大控除額が140万円となります。

ただし、住宅ローン控除を受けられる中古戸建て住宅は新耐震基準を満たした住宅となり、1981年以前に建築され、新耐震基準を満たしていない(認定を受けていない)住宅は住宅ローン控除の控除対象外となるので注意が必要です。

新築戸建てのメリット・デメリットを知る

新築住宅には主に2種類あり、1つ目は打ち合わせをしながら好みの間取りや設備を取り入れ、自由設計とも呼ばれている「注文住宅」、2つ目は工務店などの建築会社が決まった土地に建築した「建売住宅」があります。ここでは、注文住宅についてのメリットやデメリットを解説します。

なお、新築の定義は、「建築後1年未満で、かつ誰も入居したことのない住宅」です。

 

新築戸建て(注文住宅)のメリット

①自分好みの家を建てられる

新築戸建て(注文住宅)のメリットは、何といっても間取りなどを最大限ライフスタイルに合わせて考えることができる点にあるでしょう。中古戸建ての場合は既に建物が建っているため、好みの間取りに変更するにはフルリノベーションをしなければなりません。

注文住宅の場合は予め好みの間取りやデザインにできるため、暮らしやすさが各段にアップするでしょう。

 

②ランニングコストを抑えられる

一見中古よりも新築の方が費用が高いイメージですが、中古戸建ての場合、物件によっては修繕費や各設備の交換、リフォーム費用がすぐに必要となり思わぬ出費となることがあります。新築戸建ての場合は新しい部材や設備であるため、すぐに修繕が必要になることは少ないです。また、最新の省エネ住宅であれば光熱費を抑えることもできます。ランニングコストが抑えられるというのは長い目で見ると家計にも優しいですね。

 

③最新の耐震基準を満たしている

新築住宅の場合はその時の最新の耐震基準を満たしている場合が多いです。長期優良住宅の場合は耐震等級3でなければ認められません。また、2025年以降は建築基準法の「4号特例」が廃止されるため建築確認の構造審査を省略することができなくなります。構造計算が義務化されるため、より倒壊リスクの低い住宅を建てることができるようになります。

このように、新築の場合は最新の耐震基準を満たした地震に強い家が手に入ります。

新築戸建て(注文住宅)のデメリット

①中古よりも費用が増す

特に注文住宅の場合は0の状態から設計、建築をするため中古戸建てを購入するよりも費用が増します。住宅ローンの借入限度額は収入によって変動するため、中古住宅よりも借入のハードルはやや高めといえるでしょう。

 

②入居までの期間が長い

中古戸建ては契約後1~2か月での引渡しが可能となりますが、注文住宅の場合は契約後に着工となるため、契約後半年~8ヶ月程度で引渡しとなることが多いです。すぐに引っ越しが必要な場合は検討に注意が必要です。

 

③完成するまで現物を見ることができない

注文住宅の場合は打ち合わせをしながら間取りやデザインを決めるため、完成するまで現物を見ることができず、イメージとの相違が出てくることもあります。

ただし、建築会社によっては完成後に近い状態のリアルなイメージパースを見ながら打ち合わせができるので、そのような建築会社を選択するとイメージとの相違はクリアできるでしょう。

中古戸建てか新築戸建て(注文住宅)か迷ったらまずは相談してみよう

中古戸建てか新築戸建て(注文住宅)か迷ったらまずは相談してみよう

 

一生のうちで何度も買い直すことができないマイホームだからこそ、失敗したくないですよね。新築を検討の中に入れられている方は、香川県の工務店ロータリーハウスにご相談ください。中古戸建てと迷われている方も、新築と中古を比較しながらお話しさせていただきます。相談会は毎日開催中!お気軽にご予約ください。

 

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