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使いやすい土間収納の取り方は?事例と合わせてチェックしよう

2024.08.17
使いやすい土間収納の取り方は?事例と合わせてチェックしよう

靴や傘、お子様の外用おもちゃやアウトドア用品、掃除用具…意外と物が多くなりがちな玄関周りをすっきり見せるために、土間収納は欠かせません。とは言え、お家の中ではメインではないスペース。限られた空間を有効活用し、いかに効率的に使えるかが鍵になります。今回の記事では様々な形の土間収納をご紹介します。何を収納するか、どのように使うかをイメージしながら、自分たちに合った形を考えてみましょう。

土間収納のメリット

玄関をスッキリ見せられる

玄関をスッキリ見せられる

玄関がスッキリ片付いていると、家族が複数人で出入りする時もスムーズに動くことができます。またお客様に見られる場所でもあるので、常に片付いた状態が保てれば急な来客であわてることもありません。

靴を履いたまま出入りできる

靴を履いてから忘れ物に気付くという経験は誰でもあるもの。例えば帽子やハンカチなど、外出する際よく持ち出す物を土間収納に入れておくというのも便利な使い方です。またアアウトドアを趣味とする人なら、複数の物を持ち出すため往復する時も靴の脱ぎ履きが必要なくスムーズに行えます。

屋内か屋外か置き場に悩む物を収納できる

外で使う物は汚れが気になるけれど、外に置くと傷みが気になったり外観を損なったりといった問題が出てきます。毎日目に入るものなので、置き場が曖昧になってしまうと快適に使うことが難しくなってくるでしょう。土間収納があれば置き場に悩むこともなく、ストレスフリーに生活できます。

掃除がしやすい

土間はフロアとは違い、お手入れに気を使う点が少なく比較的気軽に行えます。汚れが気になる物を収納するからこそ、楽に掃除ができるというのは大きなメリットです。

土間収納のデメリット

一定のスペースを必要とする

便利な土間収納ですが、土間収納を設けることで玄関や近くのお部屋を狭くせざるを得ないという可能性もあります。重要なのは、何をどれくらい収納するのか、どのように使いたいのかを事前にイメージしておくことです。具体的にイメージを持っておくことでスペースを無駄にせず間取りを作りやすくなります。

土間収納の取り方事例

玄関土間と土間収納が横並びの取り方

こちらのお家の場合、玄関に入って右手に土間収納を設けています。可動棚とフックが付いており、物に合わせて効率的に収納することができます。また行き止まりタイプの土間収納は動線を確保する必要がないので、奥にベビーカーなど大き目の物を置いても邪魔になることがありません。玄関ドアから近いのも大きな物を出し入れしやすいポイントです。またロールスクリーンで隠せるようになっているので、急な来客の際も安心です。

ウォークスルータイプの土間収納の取り方

こちらのお家の場合、玄関に入って正面にドアで仕切れる土間収納を設けています。この土間収納は通り抜けできるようになっているので、家族用玄関として使うこともできるのが特長です。土間収納の中で靴を脱ぎ履きするので片付けもスムーズで、お客様用玄関に靴が出ているということも起こりません。さらにこちらのお家の場合は手洗いも近くにあるので、帰宅から靴を片付け、手洗いまでの流れを習慣づけることができます。

玄関ホールと反対側に土間収納を配置する取り方

こちらのお家の場合、玄関に入って正面にはホールのみと、かなりスッキリとした印象を与える玄関となっています。例えば宅配業者など玄関先までのお客様には土間収納の中を見られることはありません。比較的コンパクトではありますが、奥行きがあるのでベビーカーを入れることも可能です。収納する物がそれほど多くない家族にはちょうど良い大きさであると言えます。

玄関土間の奥に土間収納を配置する取り方

こちらのお家の場合、玄関土間を縦に長く配置し、その奥に土間収納が続いています。奥まで行かなければ中が見えることはないのでお客様からはすっきりと見えます。玄関ドアから一直線にアクセスできるため物を動かしやすいという利点もあります。ホールも幅が広いため、家族が一緒に出入りする際、土間に物を入れようとして他の家族の動線を塞ぐこともありません。

土間収納をつくるなら建築士にご相談を

今回は4つの事例をご紹介しましたが、家族によって使いやすさは異なり、様々な形の土間収納が考えられると思います。便利な土間収納をつくるためには、ご家族に合わせた使い方のイメージが重要です。何を収納するか、どんな使い方をしたいかを考えつつ実際の間取りをつくっていきましょう。

 

 

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