平屋建て(平屋)とは、建築物を構成する階数の1区分で、「1階のみで建てられた家」のことを指します。「1階建て(いっかいだて)」を意味する言葉で「ひらや」と読みます。
一般的には「平屋建て」が使われますが、不動産登記法や建築基準法では「平家建」が使われています。
どちらの表記も間違いではありませんが、登記では平家建となっており、建築基準法も平家建と表記されているため、「一般の人が使う場合は平屋建て」でよく、「公的書類や専門家が利用するときは平家建」だと解釈しておきましょう。
そして、この平屋建てですが、国土交通省のデータによると、居住用の住宅における平屋建てが占める割合が、約10年前の2012年では全体の6.8%だったものが、2013年には7.2%、2014年には7.5%と着実に増加を続けており、2021年には12.4%まで増加していることが分かります。つまり直近9年間で約2倍近くになっているのです。
このデータから、居住用の住宅における平屋建ての人気が年々高まっていることが読み取れます。