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家づくり

平屋が高いって本当?平屋住宅の魅力や建てる際の注意点とは

2023.04.11

ワンフロアの広々とした空間での生活が魅力的な平屋住宅。昔ながらの日本家屋のイメージとは異なり、最近ではモダンでデザイン性の高い住宅も増えていて、20代の若いファミリー層からも人気を集めています。しかし、「平屋住宅は高い」といわれるため、購入に踏み切れない方も少なくないのではないでしょうか。

 

本記事では、平屋住宅が高いといわれる理由や平屋住宅の魅力、建てる際の注意点について紹介します。土地探しを始めた方や平屋住宅を建てたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

平屋はなぜ高いと思われているのか

一般的に平屋住宅が高いといわれている理由として、2階建て住宅と比べると広い土地が必要になる点や、建築費が割高になる点などが挙げられます。2階建てであれば、部屋を増やしたい場合に建物の面積を上に増やせるため、土地の面積を広げる必要はありません。しかし平屋住宅の場合は、同じ延床面積を確保しようとすると横に増やさなくてはならないため、その分土地面積が必要になります。

 

また住宅を建てる際には、土地に対して建物を建てられる面積の割合である建蔽率(建ぺい率)が決まっています。土地全体に建物を建てられるわけではなく、建蔽率が50%の地域なら、延床面積の約2倍以上の土地面積が必要になるのです。さらに土地の購入費が上がるだけでなく、住宅の建築費は屋根や外壁、基礎部分が大きな割合を占めており、横に広がる平屋では屋根や基礎部分の面積も大きくなり、2階建てよりも建築費が上がりやすくなるでしょう。

平屋住宅の費用相場

平屋住宅を新築で建てる場合にかかる建築費相場は、約2,500万円が目安です。建築会社や建てる平屋の延床面積によって金額も異なるため、間取りごとの価格帯を以下で紹介します。

 

・1LDK

一人暮らしや夫婦2人暮らしなどで、ゆったりとした空間を作るなら坪数は12坪~20坪程度で建築費は1,000万円前後です。

 

・2LDK、3LDK

夫婦2人暮らしや子ども1人~2人の家族の場合、25坪程度の広さで1,500万円~2,000万円前後が相場となるでしょう。

 

・3LDK、4LDK以上

4人以上の家族や夫婦2人と子どもに加え、両親と暮らす場合などは30坪程度の広さが必要となり、2,000万円~2,500万円前後かかります。

 

いずれも一般的な目安で、設計プランや設備・建材等のグレードによって費用は異なります。ローコスト住宅であれば、相場より費用を下げての建築も可能です。

平屋住宅の魅力

一般的な住宅よりも価格が高いと思われがちですが、ワンフロアの平屋住宅は、2階建てにはないさまざまなメリットを持っています。以下では、平屋を建てる魅力について紹介していきます。

生活動線をスムーズにしやすい

平屋住宅は2階建てのように上下階での移動が必要ないため、生活動線や家事動線がスムーズになるのが大きな魅力の一つです。1階で洗濯した衣類を2階のベランダまで運んで干したり、掃除のたびに2階まで掃除機を持って上がったりなど、家事での上下移動は大きな負担になります。その点、平面移動のみで移動距離も短い平屋住宅は生活動線もシンプル。バリアフリーにも優れているため、年齢を重ねた場合を考えても安心といえるでしょう。

廊下や階段、バルコニー面積など不要なスペースを減らせる

平屋住宅は間取りの自由度が高いのも魅力的です。2階建ての場合は延床面積に占める廊下や階段の割合が高くなり、1つの部屋に十分な空間を確保できないケースもあるものの、平屋であれば廊下や階段、バルコニー面積などの不要なスペースを減らして大きなワンフロアにしたり、天井を高くしたりと広々とした空間を実現しやすくなります。また、2階を支えるための壁や柱も必要ないため、好みや家族の生活スタイルに合わせて比較的自由な間取り設定が可能です。

家族とのコミュニケーションを増やせる

家の中で家族の気配を感じやすく、コミュニケーションが取りやすいのも平屋住宅の特徴。2階建て住宅で多いのが、玄関からそのまま2階に直行となるような、家族が顔を合わせにくくなってしまう間取りです。対して平屋は、それぞれの部屋に行くために必ずリビングを通るリビング中心の間取りも可能で、自然と家族が顔を合わせられる空間をつくりやすくなっています。小さい子どものいる親にとっても、平屋住宅は目が行き届きやすいため安心です。

平屋を建てる際の注意点

多くの魅力を持つ平屋住宅ですが、費用や間取りなどで気をつけなければならない部分もあり、実際に建築する場合には配慮が必要です。ここからは、平屋を建てる際の注意点について紹介していきます。

費用が高くなりやすい

平屋住宅が高いと思われる原因になっているように、平屋は2階建てと比較して広い面積の土地が必要で、建築費も高くなりやすい傾向にあります。ただし、必ずしも高額な予算をかけなければ良い家を建てられないわけではありません。平屋で費用を抑えるために重要になるのが間取り等の工夫です。不要なスペースを作らないようにする、設備のグレードを一定水準以下に抑えるなど設計や建築プランを創意工夫すれば、予算を上げずに住み心地の良い家を実現できるでしょう。

プライベート空間の確保

平屋は2階建てと比べて外からの視線が届きやすいため、洗濯物が干しにくいなど住宅の中でもプライベート空間の確保が難しい傾向にあります。また、家族が顔を合わせやすい間取りである分、家族間でも一人になれる空間が少なくなる可能性もあるため、平屋を建てるならプライバシー保護にも注意しましょう。外構の塀を高くしたり、植栽や中庭を使って目隠しにしたり、洗濯物は外に干さずサンルームに干すなど、間取りや建物の形、デザイン面でも工夫を凝らせば、プライバシーを守れるだけでなく、外観もよりおしゃれにすることができます。

採光の取り方

建物が低い平屋は、日当たりや風通しの面で周囲にある建物の影響を受けやすくなっており、立地条件によっては十分な採光が取れないことも考えられます。効率的に採光を確保するのであれば、間取りや設計を工夫しましょう。隣地と一定の距離を確保した位置に建てられるプランにする、中庭を設けたり部屋数を少なくしたりして外気や日光が入りやすくする、大きな窓は南向きに設置し西・東向きは小窓で換気しやすくするなど、平屋の自由度の高さを利用すれば採光や通風の確保も難しくないでしょう。

こだわりの平屋住宅を建てるならロータリーハウスがおすすめ

ワンフロアだけの広々としたつくりが特徴の平屋住宅は、室内のシンプルさや設計自由度の高さ、家族が顔を合わせやすい環境などが魅力となって注目を集めています。間取りや建築プランを工夫して、費用を抑えながらおしゃれで住みやすい平屋を建てましょう。ロータリーハウスは香川県高松市を中心に、注文住宅などお客様のニーズやこだわりに合わせ、幅広い家づくりをお手伝いしています。平屋住宅に興味をお持ちの方や新築を検討されている方は、資料請求もしくは無料相談会へお気軽にお問合せください。

 

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