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お金のはなし

ランニングコストを抑える家づくりとは?節約しながら快適空間を実現

2023.04.11

マイホームの購入のために節約や貯金に励む方は多いでしょう。物件の購入には多額の費用がかかりますが、家を建てて住み始めてからも何かとお金がかかるものです。住宅の購入から住み始めた後のことまで考えた長期的な資金計画を立てることで、お金への不安が軽減され、より住みやすい家を実現できるでしょう。

 

この記事では住宅購入後のランニングコストの詳細や、ランニングコストを抑える方法について解説します。これから注文住宅の建築を予定している方は、住宅購入後を含めた資金計画の参考にしてみてください。

ランニングコストについて

ランニングコストのランニングには「運営する」「管理する」という意味があります。つまり住宅のランニングコストとは、建物や設備を維持・管理し、運用するために定期的に必要となる費用のことです。住宅にかかるランニングコストには、主に以下のようなものが該当します。

 

  • 住宅ローン返済費
  • 光熱費
  • 水道代
  • 保険料
  • メンテナンス・修繕費用

 

ランニングコストは、物件の購入費用や建築費と比べると金額が低いため、資金計画としては軽視されがちな項目です。項目ごとの費用がそれほど大きくかからなくても、年数を重ねると大きな費用となり得るため注意が必要です。

 

また、購入時にかかる費用、いわゆる初期費用に該当する項目をイニシャルコストと呼びます。ランニングコスト、イニシャルコストについて把握しておらず資金計画に含まなかった場合、予期せぬタイミングで大きな出費がかかり生活が苦しくなってしまうことにもなりかねません。資金不足にならないためにも、住宅購入時や取得後にかかるランニングコストやイニシャルコストの項目について、しっかりと理解してから資金計画を立てましょう。

 

建築後にかかる費用

家を建築した後にかかる費用は主に以下の3つです。

 

  • メンテナンス費用
  • 固定資産税・都市計画税
  • 火災保険料・地震保険料

 

それぞれかかる費用や支払い時期などが異なります。メンテナンス費用は、修繕が必要な場合やきれいな状態を保つための維持費で、新築後10年ほど経過すると外壁や内装、住宅設備など徐々に劣化がみられて修繕が必要になる場合があります。小さい設備の交換で数万円、一括リフォームなど大きな修繕となると数百万円もの費用がかかるので、将来かかる修繕費のために日々積み立てておくようにしましょう。

 

一方、固定資産税・都市計画税は毎年かかるものであり、物件の固定資産税評価額によって税額が決まります。土地の広さや建物のグレードなどによって税額が異なりますが、10万円~15万円程度が目安です。納税通知書に従って年間4回に分けて納税するのが一般的ですが、事前に納税額を概算で把握しておくと資金計画に役立ちます。

 

また、火災保険料・地震保険料も必要な費用です。建物の構造や評価額、補償内容、加入する保険会社によって保険料が異なるので、複数の保険会社を比較検討して選ぶことをおすすめします。支払い方法は月払い、年払い、一括払いから選べる場合が多いので、無理なく支払える方法を選ぶと良いでしょう。

ランニングコストが抑えられる家づくりをするための4つのポイント

住宅は購入時に大きな費用を支払うだけでなく、購入後も住み続ける限り、光熱費やメンテナンス費用といったランニングコストがかかり続けます。運用や維持のために欠かせない費用だからこそ、家を建てる前から考えて対策することが大切です。購入後のランニングコストを抑えるために、気を付けて選ぶべきポイントを以下で4つ紹介します。

断熱性

断熱性の高い住宅にすると、光熱費を抑えられるでしょう。高気密・高断熱の住宅は冷暖房の使用量を抑えられるため、一年中快適な室内空間を保てます。断熱の方法は主に内断熱と外断熱があり、建築会社によって採用している方法が異なります。また使っている断熱材もさまざまで、それぞれメリットとデメリットがあるのが特徴です。断熱方法や断熱材は建築会社によっても取り扱いが異なるため、複数の建築会社を比較検討することをおすすめします。

外壁材

一年中雨風や紫外線にさらされている外壁材は傷みやすく、面積も広いことから修繕費用もかかるため、メンテナンスが少なく済む素材を選ぶようにしましょう。外壁材にはさまざまな種類がありますが、タイル・塗り壁・ガルバリウムなどの素材は耐久性が高く、比較的メンテナンスが少ないといわれています。外壁材によって建築費も大きく変動するため、決める際は全体にかかる費用を考慮しながら建築会社と相談しましょう。

住宅設備

デザインや価格を重視して選びがちな住宅設備ですが、メンテナンスの容易性も考慮して選ぶのが重要なポイントの一つです。海外製品や流行・特注の商品は、故障や不具合が起こったときに、廃盤などの理由でメーカーに部品等がなく修理・交換費用が高額になる可能性があります。住宅設備を選ぶ際は、保証やアフターケアまで確認すると良いでしょう。定番化された商品のほうが、メンテナンスや修理の負担が少なく済む可能性が高いのでおすすめです。

間取り

間取りを工夫することも重要です。部屋数が多く複雑な間取りにすると、ランニングコストが高額になりがちですが、不要な部屋を減らしたり、廊下や間仕切りをできる限りなくしたりするなど、シンプルかつコンパクトな間取りにすることで、ランニングコストはもちろん建築費も抑えられます。また、通風や採光を取りやすいような間取りにすれば、光熱費も抑えることも可能です。熱伝導率が悪くなりやすい吹き抜けの場合でも、床暖房を利用すれば光熱費を抑えられます。間取りの工夫次第で、日々かかるランニングコストも大きく抑えられるでしょう。

ランニングコストを抑えてデザインにもこだわるならロータリーハウスがおすすめ

家を建ててから維持するためにかかるランニングコストをしっかりと把握することで、無理のない資金計画に沿った家づくりを実現できます。ランニングコストを抑えるために重要な要素となる断熱性や間取り、住宅設備、外壁材といった住宅性能にこだわり、かつデザイン性の高い住宅を求めるならロータリーハウスにご相談ください。地域特有の気候や特性に配慮し、一人ひとりの要望に合わせた家づくりをサポートします。

 

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