ガルバリウム鋼板とは、アメリカの企業で開発されたアルミニウム・亜鉛合金めっき鋼板のことで、「ガルバ」や「ガルバニウム」と呼ばれることもあります。
金属といえばトタン屋根を思い浮かべる方もいらっしゃるかと思います。実はガルバリウム鋼板はトタンよりも性能が高いため、最近の屋根材においてはトタンよりガルバリウム鋼板を採用することが多くなってきました。
外壁材としては窯業系サイディングや吹付塗装などよりも、よりシャープでかっこいい印象を与えられるというのが特徴のひとつです。
ガルバリウム鋼板という外壁材をご存知でしょうか。近年注文住宅を建てる際に年代を問わず人気となっている外壁のひとつで、クールでスタイリッシュな印象などが魅力です。この記事では、ガルバリウム鋼板がどのような素材なのか、また、ロータリーハウスでの施工事例をご覧いただきながら、その魅力を探っていきたいと思います。
ガルバリウム鋼板とは、アメリカの企業で開発されたアルミニウム・亜鉛合金めっき鋼板のことで、「ガルバ」や「ガルバニウム」と呼ばれることもあります。
金属といえばトタン屋根を思い浮かべる方もいらっしゃるかと思います。実はガルバリウム鋼板はトタンよりも性能が高いため、最近の屋根材においてはトタンよりガルバリウム鋼板を採用することが多くなってきました。
外壁材としては窯業系サイディングや吹付塗装などよりも、よりシャープでかっこいい印象を与えられるというのが特徴のひとつです。
1.錆びにくく、耐久性に優れている
亜鉛メッキ鋼板と比べ3~6倍の寿命が期待でき、酸性雨・酸性雪に強いのがガルバリウム鋼板の特長です。商品によっては実際の環境に比較的近いとされる「複合サイクル試験」で、20年相当でも赤さびの発生が見られなかったという試験結果もあります。
2.見た目がスタイリッシュ
先述でもあったように、何といってもその魅力は見た目のかっこよさにあります。男性的なイメージでありながらも、吹付塗装や木材など他の外壁材と組み合わせることで、ニュートラルな印象へと変化させることもできます。
1.建築コストが比較的高い
窯業系サイディングと比べると比較的建築コストが上がるということがデメリットのひとつといえるでしょう。コストを抑えたい場合は全面に施工するのではなく、窯業系サイディングと組み合わせて施工するなどの工夫もおすすめです。
2.傷や凹みに弱い
24時間365日外部にさらされているため、強風などで石や物が飛んでくる可能性もあります。金属はそのような傷に弱いため、その箇所から錆びていくということも。ガルバリウム鋼板の採用を検討されている方は、お住まいの環境なども踏まえ慎重に考えることが大切です。
ロータリーハウスで注文住宅を建てられた物件の中から、外壁にガルバリウム鋼板を採用した施工事例をご紹介いたします。高いデザイン性にご注目下さい。
さまざまな直線を組み合わせたフォルムが印象的。向かって左にガルバリウム鋼板を施し、その他の部分はレッドシダー(木材)、吹付塗装、窯業系サイディングと全部で4種類の素材を貼り分けています。特に中心部に本物の木材を貼ることで、無機と有機の見事な融合が活きる外観になりました。
2階部分にブラックのガルバリウム鋼板を施すことで重厚感を持たせつつも、1階部分にホワイトのサイディングを貼ることで重くなりすぎない印象に。うまくバランスの取れた、モノトーンがかっこいい外観です。
南から見える面は全てガルバリウム鋼板貼りという、「かっこいい」を表現した外観。縦張りにすることでよりスタイリッシュな印象となりました。外壁全体がブラックなので、エクステリアの植栽や木製の目隠しフェンスなどがより映えるよう計算されています。
こちらもブラックのガルバリウム鋼板を採用した外観。お家の形がL字になっていることで、外壁自体にも立体的な動きを見せることができます。こだわりのアメリカンスタイルとの融合がとてもクールな印象となりました。
ダイナミックな軒天が目を惹く外観は両サイドにネイビーのガルバリウム鋼板を使用。色味やラインの太さなどが違う、たくさんのサンプルから吟味し選ばれたこだわりの外壁です。飾り窓や軒天の勾配と合うよう、細かく計算されています。
注文住宅でガルバリウム鋼板のスタイリッシュさや耐久性を活かした外壁をお考えの方は、まずはロータリーハウスの施工事例をご覧ください。デザイン性や実用性など、さまざまなメリットを備えたガルバリウム鋼板の魅力に触れてみましょう。外壁の話も含め、詳しくロータリーハウスの家づくりを知れる相談会も開催していますので、気になることはお気軽にご相談ください。