人にとっては快適で便利なものであっても、ペットにとっては危険だったり心地良くなかったりする場合があります。ペットと暮らす家を考えるうえで、まず大事なことはペットの習性や特徴を理解し、ペットにとって何が快適で何が不快なのかを知ることです。
しかし、ペットといっても一括りにはできず、犬と猫では習性は大きく異なります。
例えば犬の場合は、動きが活発で運動好きという習性があります。犬には毎日のお散歩が欠かせません。庭や外に出たら土を掘る習性もあります。愛犬との家づくりを考える場合は、犬が体を動かせる環境であること、ストレスなく過ごせることがポイントです。
猫の場合は、高い場所や日光が当たる場所が好きという習性があります。猫は、自分の縄張りに入られるのが嫌いで、家の中であっても「自分の場所」を確保してあげることが大切です。家と外を行き来させる場合は、庭や外構などを工夫し、他の猫と争いにならないよう注意しましょう。