大工だった父親の影響で自然に“ものづくり”に興味をもち高校から建築･設計の道に進みました。
地元での就職を希望し、知り合いの先輩がロータリーハウスで楽しそうに仕事をしているのを見て入社を決めました。
他社では営業がお客様と打合せをし、間取りのベースを作り、建築士がまとめるというのが多いと思います。
でもロータリーハウスではお客様と対話するのは主に建築士。お客様と話をしていると本当に面白いですね。
自分では考えもしないようなアイデアやオーダーが次々出てくるんです。
いろいろな希望、夢、ライフスタイル、想い―。建築士という職業でこんなに人と触れる機会が多いのはロータリーハウスだからこそだと思います。
営業さんがお客様としっかりお金の話をしてくれていてお客さんも安心して家づくりに臨める、そして間取りを私たち建築士が提案、色決めや照明器具はコーディネーターがし、現場は工務が厳しい目で見てくれる、こういったチームで家づくりができているからこそお客様にきちんとした間取り提案ができているんでしょうね。
営業が図面を描かない、建築士が営業をしない、こういった当たり前のことができているから建築士がお客様との打合せに全力を注げるんだと思います。
お客様の家づくりへの想い、理想の暮らしやライフプラン、今困っていることなど細かくヒアリングして、図面化しています。ヒアリングしていると間取りが浮かんでくることもあるんです。
次の打合せで間取り提案をして「これがいいっ!!」っていいって言って頂いた時は本当にやりがいを感じます。
お客様との初対面。ほとんどのお客様は家を建てるのは初めての経験で、住みたい家や暮らしのイメージは曖昧なことが多いです。そのイメージを具体化するための足がかりとして、お客様と対話します。初めて話す相手から本心を聞きだすのは難しいこと。まずは心を開いてもらい、信頼してもらうことが大切です。他愛もない雑談や質問の中から、お客様が本当に望んでいることを抽出できるよう心掛けています。
ヒアリングの内容を元に最適な間取を模索します。間取を考えるにあたって考慮する点は様々。家を建てる土地の特性、建てる家のテーマ、風の抜け方、光の入り方。またインテリアや外観をどう見せるのか。色や材質、形状、設備など、最もよく見えるベストを選択します。住んだときの心地良さや、建物自体の格好良さ両方を叶えつつ、難関である予算に合わせることも重要です。
考えたプランをお客様にお話します。ヒアリングを振り返りながら、その間取にした理由、こちらからの提案を説明します。そのお客様にとっての使い勝手やイメージが共有できているかの確認でもあるので、最初のプレゼンは緊張しますが、「イメージ以上です！」と言ってもらえることを目標に臨んでいます。
更に細かなところまで、お客様のイメージを実現していきます。内観、外観の色や素材の確認から、設備や照明、クロスなど仕上げ材の選択まで行います。センスが問われるだけでなくお客様のイメージを考慮しながらの作業になるので、どんな色合いに仕立てていくか難しく、しかし楽しい仕事でもあります。
社内打ち合わせ、業者様打ち合わせ、現地視察など、仕事を円滑に進めるための下準備をします。
無事に家が完成するよう願って、土地の神様にご挨拶します。
今日はみんなでラーメン！
どんな間取にするか提案し、さらにお客様からの希望も聞いていきます。
外観や内観の色を決めます。完成のイメージも湧いてくる楽しいときです。
いよいよ家が形になって見えてきました。大工さん、ありがとうございます！
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