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造作カウンターの魅力をご紹介!メリット・デメリットも

2025.02.01
造作カウンターの魅力をご紹介!メリット・デメリットも

造作カウンターとは、大工さんが建築現場で一から造り付けるオリジナルのカウンターのことを指します。既製品とは異なり、ご家庭のライフスタイルや間取りに合わせてオーダーメイドで設計・施工できるため、自由度が高いことが魅力のひとつです。今回は、造作カウンターの魅力をメリット・デメリットとともにご紹介します。

造作カウンターのメリット

完全自由設計

造作カウンターは、自由に設計できるところが最大のメリットです。好きなテイストに合わせて、空間に調和するデザインと機能性を兼ね備えた材質や色、形を選べます。寸法も部屋の広さに合わせられるため、デッドスペースを有効活用でき、圧迫感を抑えられるのも特徴です。

唯一無二のデザイン

既製品と違い、お部屋の雰囲気に合わせた完全オリジナルのデザインにできるところも、魅力のひとつです。空間全体を考えてコーディネートできるため、後から家具を入れるよりも統一感のあるお部屋に仕上がります。

機能性を高められる

壁やキッチンに取り付けて耐震性を高めることで、地震で倒れてくるリスクを抑えたり、収納する物に合わせて高さや幅を設計したりできます。ミリ単位で隙間なくぴったりサイズで設置もできるため、隙間にほこりが溜まらず、お手入れもしやすくなります。

造作カウンターのデメリット

実物を確認できない

造作カウンターは一から全て造っていくため、完成するまで実物を確認できません。イメージ通りに完成するのか、設計や打ち合わせの段階でよく相談しておきましょう。自分のイメージと近い施工事例の見学会などを利用して、イメージの共有や擦り合わせをしておくことが重要です。

配置を気軽に変えられない

壁やキッチンに直接取り付けるため、設置後は気軽に配置を変更できません。季節やライフステージなどに合わせて大きく配置を変えたい方には不向きです。せっかく設置したのに使わなくなってしまったらもったいないので、将来を見越した設計を心掛けることが重要です。どのような使い方をしたいか、あらかじめよく考えておきましょう。

費用が高くなる

造作カウンターは、個別にデザインされるため、既製品よりも高額になりがちです。費用を抑えるためには、材質や性能を下げる必要があります。したがって、何を優先するかを明確にし、予算と照らし合わせて検討することが重要です。カスタマイズの魅力とコストを天秤にかけ、自分たちの暮らしに合うものを見つけましょう。

施工事例

キッチンカウンター

リビングにダイニングテーブルを設置せず、造作カウンターをつけることで、お店のような雰囲気を楽しめます。カウンター下に収納をつけたり、キッチンとダイニングを繋ぐ配膳スペースとして活用したりするなど、デザイン性と利便性をあわせ持った造りにすることもできます。

 

造作のカウンター+テーブルで家族との会話が自然と弾むキッチン。カウンターと飾り棚に同じ木材を使用することで、統一感のあるお気に入りの空間に。

 

 

奥様こだわりのキッチンは、対面の造作カウンターにすることで、家族とコミュニケーションを取りながら料理や食事ができるようになっています。

 

 

造作のカウンター+ダイニングテーブルで使い勝手の良い空間に。カウンターの木材にブラックのサブウェイタイルの質感が際立ちます。

 

 

書斎・スタディコーナー

リモートワークの普及に伴い、作業ができる快適なワークスペースを求める声も増えてきています。秘密基地のようなプライベート空間にすることで、集中力を高めWeb会議も快適に行えます。また、デッドスペースを有効活用して、家族の気配を感じながら作業できる空間にもできます。

 

LDK横に設けられた造作カウンターの書斎スペース。リビングと少し離れているので家族の雰囲気を感じながらも作業に集中することができます。

 

リビングから少し奥まったところにある集中しやすいスタディコーナー。家事の空き時間などに簡単な作業を行えます。

 

ダイニングキッチンの横に設けた窓に面した書斎スペース。お子さんが宿題をする際や、家事の合間に家計簿をつける際などに活躍します。

 

クローゼット・ランドリールーム

クローゼット・ランドリール―ムに造作カウンターを作ることで、洗濯する・干す・畳む・片づける作業がまとめてできるため、家事が捗ります。家事のタイムパフォーマンスを上げたい方に、おすすめの設置場所です。

 

洗面と脱衣室、ファミリークローゼットを一か所にまとめた間取り。ひと続きの造作カウンターで家事効率が上がるだけでなく、朝の準備もはかどります。

 

二階の廊下スペースを活かした造作カウンター。隣接するウォークインクローゼットとの並びをうまく活用し、洋服やお気に入りの物を飾るスペースにすることもできます。

パウダーコーナー

寝室の一角に設けることで、ゆとりをもって朝の身支度ができます。

 

寝室の一角に設けた造作カウンターのメイク専用ルーム。半個室なので朝の支度やセルフネイルなどに集中することができます。

 

寝室の一角にある造作のパウダーコーナー。毎朝の準備や就寝前のひとときなど、リラックスして過ごせるお気に入りの場所です。

 

造作カウンターのある家を建てたい方は、建築士に相談を

設置場所や用途に合わせて自由に設計できる造作カウンター。デザインと機能性、費用のバランスをよく考えることで、自分たちのライフスタイルに合った理想の空間を手に入れることができます。造作カウンターを取り入れたお家を建てたい方は、建築士にぜひ相談してみましょう。

 

 

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