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家づくり暮らしの提案

中庭を取り入れた施工事例5選!メリット・デメリット、注意点も解説

2024.02.03
中庭を取り入れた施工事例5選!メリット・デメリット、注意点も解説

家を建てる時にお庭のある家に憧れる方も少なくありません。でも広いお庭もいいけれど、周りからの目線が気になる…ということもありますよね。そんな方におすすめしたいのが「中庭」という選択肢。 複数の面が壁に囲まれているので、周りから見えない工夫ができます。そして、一口に中庭と言っても、様々なスタイルがあるのをご存知でしょうか。

そこで今回は注文住宅で中庭を取り入れた方の施工事例をご紹介します。

 

注文住宅に中庭を取り入れるメリット・デメリット

注文住宅で中庭を取り入れるには、メリットとデメリットを知ることが大切です。

ここでは、中庭をつくる場合の代表的なメリットとデメリットをご紹介します。

 

中庭をつくるメリット

 

1.プライバシーを守る

中庭は外からの視線を遮るため、プライバシーが保護されます。隣接する家や通行人からの目線を気にせずに屋外空間を楽しむことができます。

 

2.邸内に明るい光や心地よい風をもたらす

特に狭小地や隣の家との距離が近い場合、満足な採光を得られないこともしばしば。そこで壁に囲われた中庭を作ると、窓を多く設置することができるので効果的に各居室に光や風が行き渡るようになります。

 

3.屋外のセカンドリビングとして使える

中庭は、家族が自然と集まる屋外リビングスペースとしても活躍します。天気の良い日はバーベキューを楽しんだりお子様がプールで遊んだりと、笑顔溢れる場所になるでしょう。

 

 

中庭をつくるデメリット

 

1.間取り次第で居住スペースが少なくなることも

中庭を設けることで、本来居住スペースとして確保できる部分が減少する可能性があります。特に、限られた敷地面積を有効に活用したい場合には、慎重な計画が必要です。

 

2.建築コストがアップする

真四角の家とは違い、中庭を設けると凹凸部分が増えることにより壁や窓も増えるため、建築コストがアップします。中庭を作る際は資金面も含め、しっかりとした計画をすることが大切と言えるでしょう。

 

中庭のある家の施工事例

ロータリーハウスで注文住宅を建てられた方の中から、中庭にこだわった施工事例を紹介します。

人もペットも安心の芝生張りの中庭

猫を4匹飼うこちらのお家は、猫ファーストにこだわり設計されました。中庭もそのひとつで、猫が中庭に出ても芝生張りなので足に優しく、高い格子を設置しているので外に逃げ出す心配もありません。夏場はビニールプールを出し、お子様が楽しんでいます。

 

●「猫と暮らす平屋」の施工事例を見る

 

青空を切り取ったようなスクエアがシンボルの中庭

2階まで続く高い壁が吹き抜けの特別感を感じられる中庭。道路側には中庭の様子が見えない高さの場所の壁を切り取り、太陽の光をたっぷりと取り込むことができます。

 

●「中庭で家族と楽しむコの字の家」の施工事例を見る

視線が奥へと抜ける開放的な設計

こちらのお家は、玄関から中庭の様子をうかがえるようになっています。そうすることで玄関に入った時に視線が奥へと抜け、玄関に開放感や明るさをもたらします。中庭自体はコの字+目隠しフェンスで周囲の視線が気になりません。

 

●「モノトーンで洗練された家」の施工事例を見る

カーテンなしで過ごせる暮らし

こちらのお家は四方を壁で囲った完全プライベートの中庭です。リビングは道路に面する窓がないので、カーテンなしで過ごせる生活を実現しました。大きい窓を設けているので中庭からの採光もバッチリ。

 

●「中庭のあるモダンインテリアの家」の施工事例を見る

子どもが駆け回れる中庭

約12帖という広々とした中庭。リビングや廊下と繋がっているので、遊び盛りのお子様も自由に駆け回ることができます。こちらは完全に囲うのではなく、外へ出られる動線も作っているので出入りも楽々。

 

●「中庭のある四季を楽しむ平屋」の施工事例を見る

中庭のある家の形状は3つ

中庭のある家は形状によって、代表的な3タイプに分けられます。

ここではそれぞれのタイプごとに中庭のある家をご紹介します。

 

口の字型

建物の四方で中庭を完全に囲むのが「ロの字型」です。
外部からの視線を遮断し、完全なプライベート空間を実現できるのが最大の魅力で、まるで自分たちだけの空と庭を手に入れたような、贅沢で落ち着いた時間を過ごせます。
ただ、すべての部屋に光を届けやすい一方、広い敷地が必要で建築コストは高くなる傾向があります。

 

L字型

建物をL字に配置し、L字の内角部分に庭をつくるのが「L字型」です。
比較的コンパクトな敷地でも実現しやすく、コストを抑えやすいのが魅力的です。
リビングとダイニングなど、隣接する部屋から庭へアクセスでき、室内と庭の演出しますが、同時に開けた二方からの視線にも配慮する必要があるため、フェンスや植栽といった外構計画が重要になります。

 

コの字型

「コの字型」は、建物の三方で中庭を囲んだ形状です。
プライバシーを守りつつ、一面が開けているため程よい開放感が得られるのが特徴になります。
コの字型は、ロの字型とL字型の中間的なバランスの取れたタイプと言えるでしょう。
また、開いた方角から光と風を効果的に取り込め、視線が外に抜けるので実際の面積以上に広く感じられます。

中庭のある家づくりをする際の注意点

動線計画と活用イメージを具体的にする

「中庭を作ったけど、あまり使わない…」という失敗を防ぐには、動線計画が重要です。
リビングからのアクセスはスムーズか、家事動線は分断されていないかを確認しましょう。
「ここで何をするか」を具体的にイメージすることが大切です。
BBQ、子どもの遊び場、洗濯物干し場など、目的によって最適な広さや仕上げ材も変わってきます。

 

排水・防水計画とメンテナンス性を確認する

快適な中庭を維持するには、見落としがちな排水・防水計画が鍵となります。
雨水が溜まらないよう水勾配や排水口の位置は適切か、建物との接合部の防水処理は万全か、住宅会社にしっかり確認しましょう。
また、落ち葉の掃除や植栽の手入れなど、長期的なメンテナンスの手間とコストもあらかじめ想定しておくことが大切です。

 

日当たり・風通しとプライバシーを確保する

中庭の快適性は、日当たりと風通しで大きく変わります。
方角や季節による日差しの入り方をシミュレーションし、「夏は暑すぎ、冬は日陰で寒い」といった事態を避けましょう。
また、プライバシーの確保も重要です。特にコの字型やL字型は、外からの視線を遮るためのフェンスや植栽といった外構計画もセットで考える必要があります。

中庭をおしゃれにするおすすめの植物

中庭の主役には、株立ちが美しい「アオダモ」、「ハイノキ」、「ソヨゴ」などのシンボルツリーがおすすめです。
繊細な枝ぶりは圧迫感がなく、室内に落ちる木漏れ日が空間を上品に演出します。
足元には「ギボウシ」や「ヒューケラ」など葉の色や形が特徴的な下草を添えると、よりモダンで立体的なデザインになります。
ぜひ、参考にしてみてください。

中庭のある家を建てるならロータリーハウスに相談してみよう

中庭のある家を建てるには、その土地によって上記以外のメリットやデメリットも発生するので、慎重に検討することが大切です。

ロータリーハウスでは毎日無料相談会を開催しているので、中庭のある家の施工事例を紹介しながらお客様に合った家づくりの提案をいたします。

資金計画や土地探しも同時にできますので、まずはお気軽にご相談ください。

 

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