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家づくり

長期優良住宅のすべてがわかる!得するメリット&建てるポイントとは?

2025.08.16
長期優良住宅のすべてがわかる!得するメリット&建てるポイントとは?

長期優良住宅とは、一言で言えば「将来にわたって、長く住み続けられると国から認められた住宅」のことを指します。

環境にも配慮した高い性能での暮らしが可能で、認定を受けると税制面での優遇を受けることもできるため年々注目が高まってきています。長期優良住宅の基準とメリット・建てるうえでのポイントを詳しく見ていきましょう。

長期優良住宅と通常の住宅との違い

長期優良住宅と通常の住宅との大きな違いは、耐久性や省エネ性能、そして維持管理のしやすさに基づく厳しい基準をクリアしている点です。

また、税制優遇や補助金が利用できる点も大きな違いです。これにより、長期的に見た場合の住宅の維持費用や経済的負担が軽減されるメリットがあります。しかし、基準をクリアするための設計や認定の手続きが必要となり、長期優良住宅に対応しているかどうかは会社によって異なります。長期優良住宅を検討する場合は担当者に確認してみましょう。

新築における認定されるための基準と条件

長期優良住宅として認定されるためには、以下の必須項目をクリアする必要があります。必須項目とは耐震性能、劣化対策等級、維持管理対策等級、一次エネルギー消費量等級の4つであり、等級を満たすと長期優良住宅と認定されます。長期優良住宅に求められる性能は以下のようにまとめることができます。

 

長期優良住宅のメリット

では、長期優良住宅を建てることによるお得なメリットは何なのか見ていきましょう。

メリット1:税金の優遇措置が受けられる

長期優良住宅を建てることで、税金面でさまざまな優遇措置を受けられる点が大きなメリットです。例えば、住宅ローン控除では一般住宅と比べて控除対象となる借入限度額が高く設定されており、最大で13年間、年末時点の住宅ローン残高の0.7%が所得税から控除されます。また、不動産取得税や登録免許税の減額措置、固定資産税の軽減といった優遇措置も受けられます。

〉〉税制優遇について詳しくはコチラ

メリット2:住宅ローンの金利優遇制度

長期優良住宅は、住宅ローンを利用する際にも有利です。金融機関によっては、長期優良住宅であることを条件に、通常の住宅ローンよりも低い金利で融資を受けられる場合があります。この金利優遇は、ローンの総支払額に大きな影響を与え、家計に優しい選択肢となります。特に高額な借入を長期間行う場合、この金利優遇制度の恩恵は非常に大きいです。

メリット3:耐久性・耐震性能による安心感

長期優良住宅は、劣化対策や耐震性など、国が定める認定基準を満たしているため、一般的な住宅よりも耐久性や耐震性能が高いです。また、劣化しにくい建材や構造が採用されているため、長い年月の間でも安心して住み続けられるのが特長です。これにより、災害時のリスクも軽減されるメリットがあります。

メリット4:リセールバリューが高まる

長期優良住宅はその高い品質や性能が認められているため、リセールバリュー(売却時の価値)も高まりやすいです。認定住宅の方が耐久性や省エネ性能が高い点が評価されるため、売却する際には有利な条件で取引が成立しやすくなります。また、一般住宅に比べて経年劣化の度合いが抑えられるため、資産価値を長期間にわたって維持できる点も魅力です。

メリット5:補助金や助成金の活用が可能

長期優良住宅は、国や自治体が提供する補助金や助成金を受けられる可能性が高い点もメリットです。具体的には、住宅の省エネルギー対策や耐震性能向上に関連する助成制度を利用できる場合があります。これらの補助金や助成金をフル活用することで、初期費用や建築コストを抑えることができるでしょう。令和7年度には子育てグリーン支援事業といった補助金が設けられています。長期優良住宅には補助金が最大100万円助成される場合があるので、対象になるかどうかあらかじめ担当者に確認しておきましょう。

長期優良住宅を検討する際のポイント

長期優良住宅を建てる場合、高性能や税制優遇が大きなメリットですが、基準をクリアするためには通中の住宅よりもコストや認定を受けるための手続きによって手間がかかることを把握しておくことが大切です。メリットを最大限活かせるように、ポイントを押さえておきましょう。

 

認定を受ける目的を明確にする

長期優良住宅の認定を目指す際には、その目的を明確にすることが重要です。認定を受けることで、税制面での優遇や住宅ローンの金利優遇など、多くのメリットが期待できます。しかし、これらのメリットを最大限に活用するためには、自分たちのライフプランや家計状況に合った選択をすることがポイントです。例えば、税制優遇の恩恵が受けられる期間や条件を事前に理解し、経済的負担を軽減するための計画を立てましょう。

ライフスタイルに合わせた選択を

長期優良住宅は高い耐久性や省エネルギー性能で長期的な住まいの安心を提供しますが、ライフスタイルとの相性も重要です。家族構成や将来の生活設計を考慮し、快適に長く住み続けられる家の形を選びましょう。また、住宅の可変性や高齢者対策といった要素もポイントです。世代を超えて住み継がれる家を目指すなら、将来的な家族の変化にも対応できる設計が理想的です。

長期優良住宅に対応できるハウスメーカーや施工業者を選ぶ

長期優良住宅の認定を受けるためには、認定基準を満たした設計と施工が必要です。そのため、認定実績のある業者に相談することで、基準を満たした住宅をスムーズに建てることができます。また、設計段階から専門家のアドバイスを受けることで、認定手続きの煩雑さを軽減することも可能です。

国や自治体の補助制度をフル活用する

長期優良住宅を検討する際には、国や自治体が提供する補助金や助成金制度について確認することが大切です。補助制度は地域によって異なるため、各自治体が提供する情報をよく調べ、条件や手続きに関する詳細を確認しましょう。また、補助金の申請には期限があるため、スケジュール管理にも注意が必要です。

将来的な維持コストを見越して計画を立てる

長期優良住宅は、高い性能を維持するために継続的なメンテナンスが必要です。特に、劣化対策や維持管理計画に基づいて定期点検や修繕を実施することが求められます。そのため、将来的な維持コストも見越した上で資金計画を立てておくことが重要です。当初の建設費用だけでなく、その後のランニングコストもしっかりと考慮することで、長期にわたって安心して暮らせる住まいを維持できます。

長期優良住宅を建てるなら全棟長期優良住宅の実績を持つロータリーハウスで

ロータリーハウスでは年間100棟ほどの新築住宅を建築しており、その全てが長期優良住宅です。経験豊富な建築士が長期優良住宅の認定得る前提で設計をし、申請においても修正や煩雑な手続きに一貫して対応できるのでお客様の負担が少なく、安心してお家づくりをすることができます。

また、令和7年度には子育てグリーン支援事業という補助金制度によって、長期優良住宅を建てる際に最大100万円の補助金を受けることができます。(※諸条件有り)

高性能な住宅をお得に建てるならロータリーハウスへご相談ください。

 

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