注文住宅の間取りを決める際は家族の生活動線を意識することはもちろん、目的別に家の中を区分けする、生活に必要な収納スペースを設けることが大切です。それぞれについて詳しく確認してみましょう。
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注文住宅の間取りデザインから考える理想の住まいは?施工事例も紹介
注文住宅の間取りデザインを考えるときに、具体的なイメージが浮かばなくて悩んでいる方も少なくありません。間取りを決める際のポイントを押さえておくことで、理想に近い住宅を実現しやすくなります。
この記事では、注文住宅の間取りを検討する際にどのようなことを意識すれば良いのか、いくつかのポイントを解説します。実際に建てられた注文住宅の施工事例から具体的な間取りのアイデアもあわせて紹介しますので、最後までご覧ください。
目次
1 注文住宅における間取りの決め方は? 家族の生活動線を意識する 家の中を目的ごとに区分けする 暮らしに合う収納スペース 2 おすすめの間取りアイデアは?注文住宅の施工事例 家の中心に中庭があることでプライベート空間が実現 吹き抜けに窓をつければ明るく開放的な間取りに 平屋には住む人を考えた回遊性の高い動線を 玄関ホールの土間収納で子育て世代も安心 3 注文住宅の間取りはロータリーハウスへご相談ください注文住宅における間取りの決め方は?
家族の生活動線を意識する
注文住宅の間取りを考える際、玄関からキッチンや部屋までの生活動線を意識することが重要です。家族の生活動線を考えずに間取りを決めてしまうと、実際に住んでから悩みや問題点が出てくる恐れがあります。家族がどのような動きをしているのかイメージできない場合は、コピーした間取り図に動線を書いてみることをおすすめします。
家族の生活動線に加えて意識しておきたいのは家事動線です。例えば、洗濯機がある場所と物干し場を近くに配置したり、周辺にファミリークローゼットを設置したりすることで洗濯から乾燥、収納までの無駄な動きが減り、暮らしやすさは一段と良くなるでしょう。
家の中を目的ごとに区分けする
注文住宅を建てる際は、ゾーニングをしてから間取りを検討するのが一般的です。ゾーニングとは、家の中の空間を目的別に分けることです。ゾーニングは次の3つに分けることができます。
- パブリックゾーン:リビングやダイニングなど家族が集うスペース
- プライベートゾーン:主寝室や子ども部屋など家族のプライバシ―を確保したいスペース
- サービスゾーン:キッチン、浴室、トイレなど生活に必要なスペース
ゾーニングを大まかに分けることで、どのような住宅を建てたいのか具体的なイメージを把握でき、共有しやすくなります。
暮らしに合う収納スペース
注文住宅の間取りを決める際は、十分な収納スペースを確保することも大切です。収納スペースは家族全員が使ったものを片付けたり、生活に必要な物を整理整頓しやすくしたりするうえで欠かせません。
ただし、収納スペースの広さや数、配置場所はよく検討する必要があるでしょう。大容量の収納スペースがあっても収納する物が少なければデッドスペースを生み出してしまいます。その一方で、収納したい物の種類や数に対して収納量が少ないと、室内は物であふれてしまいます。収納スペースは自分たちの暮らしに合った広さと数、配置場所を検討しましょう。
おすすめの間取りアイデアは?注文住宅の施工事例
注文住宅の間取りを考えるときに意識しておきたいポイントが分かったところで、実際に注文住宅の施工事例を紹介します。おすすめの間取りのアイデアも解説しているので、ぜひ参考にしてください。
家の中心に中庭があることでプライベート空間が実現
こちらの施工事例は家の中心に中庭がある平屋です。タイルが敷き詰められた24.5帖の中庭は第2のリビングとして利用され、家族がゆっくり過ごせる憩いの場となっています。キッチンとリビングは一直線につながっているため、家事をしながらリビングや中庭で遊ぶ子どもを見守れる間取りが特徴的です。
寝室には壁で仕切られた先にクローゼットがあり、扉の開け閉めしなくても衣服の出し入れがしやすいように工夫されています。
吹き抜けに窓をつければ明るく開放的な間取りに
続いて紹介する施工事例は開放感にこだわった間取りでたくさんの自然光を取り入れている2階建ての住宅です。玄関のガラス窓から中庭が見える間取りになっており、奥行きのある工夫がされています。
吹き抜けのあるリビングは開放感があり、自然光が室内を明るく照らします。隣接する中庭はウッドフェンスが目隠しとなってプライバシ―が確保されているのも、うれしいポイントですね。
平屋には住む人を考えた回遊性の高い動線を
回遊性の高い生活動線を実現した平屋の施工事例を紹介しましょう。土間収納を設けた玄関は縦に長く、家族全員の履物を置いても十分な広さがあります。帰宅後すぐに手洗いができるように、玄関先に手洗い場が設けられているため、感染症対策もバッチリです。
キッチンは対面型を採用しているため、料理や食器洗いをしながら家族との会話も楽しめます。ファミリークローゼットは洗面脱衣室と寝室の双方から行き来できるように設計が工夫されています。
玄関ホールの土間収納で子育て世代も安心
こちらの施工事例は玄関ホールに土間収納がある2階建て住宅です。奥行きのある土間収納にはコートをかけられるフックや、子どもの遊び道具を片付けられる可動式の収納棚が設置されています。土間には自転車や三輪車、ベビーカーの収納にもおすすめです。
勝手口から外へ繋がる場所にも広めの土間収納があり、ゴミ置き場やアウトドア用品の収納に便利です。また、天井にはライトが付いているため、雨の日や夜間でも利用しやすいように工夫されています。
注文住宅の間取りはロータリーハウスへご相談ください
注文住宅の間取りは家族の動線はもちろん、ゾーニングや収納スペースを考えたうえで検討することが大切です。紹介した施工事例からも分かるとおり、家事のしやすさを重視するのか、家族との憩いの時間を大切にしたいのかなど、何を大切にしたいのかによって意識すべきポイントは変わります。間取りを考えるときに悩んだ場合は、ロータリーハウスに相談することをおすすめします。
ロータリーハウスは創業50年以上の歴史があり、香川県高松市・丸亀市を中心に注文住宅における豊富な施工実績をもつ会社です。設計から施工、アフターメンテナンスまでのサービスを一社で行うため、安心して理想の家づくりをお任せいただけます。まずは資料請求・無料相談会のご来場予約をご検討ください。